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好意 [心理テクニック]


本日は「好意」という心理テクニックのご紹介です。


あなたは好きな人と嫌いな人、
どちらの意見のほうが好ましいと感じますか?

おそらく多くの人は、
自分が好きな人の意見のほうが
受け入れやすいと思います。

好きな人の意見ほど、
自分も賛同しやすいのですね。

そして賛同するだけではなく、
信じやすいのです。

テレビのアナウンサーは
人から好かれやすい外見をしていますよね。

あれも、外見が悪い人が話す場合に比べ
より説得力をもたせやすいことが
実験で証明されています。

また身近なグループの中でも
人から好かれている人の意見のほうが
他のメンバーから受け入れられやすいというのも
実感としてあるかと思います。

ある人が主張しても通らないのに
皆から好かれるあの人が同じことを言えば
すんなりと通ってしまう。

これはその人が「好意」を持たれていることが原因です。


ではどうしたら「好意」を持たれるのか。

好意をもたれるには、
人は見た目が9割といわれるだけあって
外見がいいことももちろん大事なのです。


ですが、外見が決して良くない人でも好かれている人がいます。

外見が良くなくても多くの人から好かれるには
どうすればいいのでしょうか。


実はすごく簡単なんです。

それは

「相手の悩みを理解、共感してあげれる人です。」

人は自分と同じような人に対して好意を抱きます。

なので、

「この人は自分のことをわかってくれるんだ」

「この人は自分と同じような経験をしているんだ」

そう感じることで、
心の距離はものすごく近くなります。

自分のことを理解してくれている。

と感じさせてあげるには、

相手の話を真剣に聞いてあげる

ことが大事です。

相手が苦しそうにしていたり、
悩んでいそうだなと思ったら、

「どうしたの?話してみて?」

と聞いてみるのです。

そして親身になって
ときどき相槌を打ちながら話を聞いてあげるのです。

次第に相手が心を開いてくれるのを実感すると思います。

この時の注意点として、
あなたは自分のことを話したくなるかもしれませんが、
ぐっとこらえて相手の話を聞いてあげてください。

そして、相手が苦しみや悩みを一通り話終わった時に、

「わかるよ。苦しいよね。実は私も同じなんだよ。
こういうことがあってね。
◯~◯。
だから凄くわかるよ」

と相手と似たような経験があることを伝えてあげてください。

そうすると、

「この人は自分のことをわかってくれているんだ」

と相手は感じます。

そして自分のことを理解してくれていると感じた時、
人はその相手のことを好きになってしまいます。


人から好かれるために大事なのは理解と共感です。

決して話し上手で面白い人が好かれるわけではありません。

自分のことに親身になってくれる人のほうが好かれます。

そしてグループの中で
皆から好かれている人というのは
一人ひとりのメンバーに対して個別にこういうことをしていたりします。

だからこそ、一人ひとりと心の距離が近いので、
その人の意見が通りやすく周りに大きな影響力を持つようになるのです。


是非、理解と共感を心がけてみてください。

そしてこのプロセスは本質的な人間力の向上にもつながるはずです。


それでは


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