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一貫性のテクニック★★★★★ [心理テクニック]


人を動かすテクニックのご紹介、第一回目です。


一番最初は、心理学の書籍の中でも名著と言われる
「影響力の武器」という書籍で紹介されています、
一貫性の原理からいきます。


一貫性の原理


あなたに少し想像してみて欲しいことがあります。

そんなに真剣にならずに軽く読んでください。

今日は日曜日です
あなたは友達に買い物に付き合って欲しいと言われ、
朝の10時頃にショッピングセンターの前で待ち合わせをしているとします。

しばらくすると、友だちが車でやってきて、
あなたに合流しました。

そこでしばらくショッピングをするのですが、
友人はかなり買い込んでいます。

趣味の合うあなたはそれなりに友人との買い物を楽しんでいました。

お昼ごはんも食べ終わり、
買い物も一通り終わりに近づいてきます。

友人は買い物袋で両手が塞がってしまったので、
あなたに一つ買い物袋を持って欲しいと頼んできました。

あなたは

「そのくらい全然いいよ」

と持ってあげますよね。

そうすると今後は友人が、
車まで一緒に運んで欲しいとお願いしてきました。

あなたはそこで

「まあそのくらいいか」

と思いついていきますよね。

そしたら友人が

「車に乗っていきなよ」

と誘ってきました。

特に用事のなかったあなたは乗りました。

そうしたら、友人は

「今日このあと用事ないんだよね? 実は今日引っ越しなんだ、よかったら手伝って欲しいんだけど」

と言ってきました。


あなたは断りますか?

まあ断っても全然いいんですけど(笑)

多分この状況になった時に、

「まあ手伝ってあげてもいいかな」

ってなりますよね。

多くの人がこのような心境になるのです。

今回は

「ショッピングに付き合って欲しい」というお願いから始まりました。

これが突然いきなり

「明日引っ越しだから手伝って欲しいんだけど」

だったらきっと断りやすいんですね。

多分ショッピングセンターの流れから入るよりも、
断る人は多くなりそうですよね。


でもどちらも最終的には

「引っ越しを手伝って欲しい」

という同じお願いごとをしているのです。

どちらかと言うと、ショッピングセンターからのお願いのほうが
結果的に色んな負担をかけています。

それでも、引っ越しの手伝いをしてくれる人が多くなるのは
ショッピングセンターからお願いするケースなんですね。
 
人は段々と断れなくなる


最初に小さなお願いを聞いて、 段々と大きなお願いにしていく。

これが一貫性の原理を利用した一つのテクニックです。

「お願いを聞く」というパラダイムから
抜けられなくなっていったんですね。


  
 もう一つのテクニック



「一貫性の原理」にはもう一つあります。

人は自分の意見を変えたくないという修正があります。

最初はAと言っていたのに、
しばらく時間がったらBという意見に変わっている・・・

そんな人があなたの周りにもたまにいると思いますが
あまり信頼出来ないですよね。

なので人は、自分の意見を一度持ったら
あまり変えたくないのです。

だからこそ、人を動かすときは、
自分の考えを押し付けるのではなく
相手から考えを引き出す必要があります。


質問を使いこなせばあなたの思い通りに動かせる


その時の有効な方法は

「質問」

です。

「あなたはこれについてどう思いますか?」



「この選択をしたらどうなると思いますか?」

などと質問をして
相手自らあなたの望む答えに辿り着くように誘導するのです。

よくお母さんが子供にやっていますよね

お母さん「石は固いよね、コレをお友達に投げたらどうなるかわかる?」

子供「あぶない、けがしちゃう。」

お母さん「そうだよね、友達に怪我させてもいいの」

子供「だめ、もうなげない」

と結構低レベルな例でしたが、
わかりやすくするために、、、(苦笑)

このように、
あなたの導きたい方向に誘導できるように
質問を投げかけていくのです。

これは本当に有効なので、
ちょっと身近な人に使ってみてください。


それでは

追伸

文章だけで人を動かすテクニックなんかは
こちらで紹介しています。

ラインやメールで人を動かせれば
口下手でも影響力を持つことができるのでおすすめです。

文章の心理テクニック
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