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目標設定が心理にもたらす変化


本日は「目標設定」について、
そもそもなぜ目標設定をしたほうがいいのか、
どのように目標を立てたら良いのか、
そのあたりを心理面から分析と解説をしてみたいと思います。


これはTOTという
非常に優秀な保険営業マンだけが入れるグループに
何十年も所属し続けた一人の男性のお話ですが、

彼は営業マンとして特別な才能もなく
仕事を始めてからは8年近く凡庸な成績でした。

最初の二ヶ月は一軒しか契約が取れなかったのです。

そして四年目には挫折して
一度営業マンをやめてしまいます。

その彼が大きな変化を手に入れたのは
目標設定をし始めてからでした。


彼はそれまで、
毎日の目標を立てることがありませんでした。

日々、一生懸命にやっていれば十分。

それが彼がずっと考えていたことでした。

そんな彼は、営業マンとして八年ほど経験した頃に、
営業のセミナーを友人に勧められ参加します。

そこで気づいたことが、
目標設定をする重要性でした。

彼はそれ以降、
毎日1件の契約を取ることに目標にしました。

それを達成できれば、
彼が目標とした優秀な営業マンの組織に入れたからです。



毎日挫折と向き合う日々


そして彼は、
日々、自分の立てた目標実現のため
営業活動に本気になります。

彼の立てたこの目標は、
大きなモチベーションになりました。

彼はこう言います。
「毎日の目標を立てれば、毎日挫折の機会と向き合うことになる。
けれどもその代わり圧倒的に成績は向上していく。」


潜在意識が変わる。


目標を立てることで、
潜在意識が目標に集中していきます。

そして行動が研ぎ澄まされていくのです。

そして目標がはっきりすれば、
やるべきことがクリアになるので、
無駄なことを考える必要がなくなります。

目標をたてないのは、
自分でやるべきことがわかっていないのと同じです。

緊張感を生む


日々のやるべきことがわかれば、
それが終わるまでは仕事を終えることができません。

これは仕事に緊張感を産みます。

この緊張感が、
仕事に集中するきっかけになるのです。



毎日リセットされる


彼は一日一件の契約目標を立てながら
一日に二件の契約を取る日もありました。

そんな時彼はどうしたかというと、
その結果は次の日にもちこさなかったのです。

つまり、

「今日二件契約だしたから、明日は出さなくていい」

とは考えませんでした。

今日は今日。明日は明日。

というように、
毎日一件をとることを目標にしました。

一日二件取れた日は、
ボーナスだと考えたのです。

次の日にサボってもいい理由にはなりませんでした。


そして彼は目標を立てることの重要性を
周りの人に共有し始めたのです。

そうすると、殆どの人が
成績を上げることができました。

もちろん、毎日の目標を立てることは
つらいので、そこでめげた人は成功できませんでした。

しかし本当に成績をあげたければ、
自分を強くもち、目標をたてなければいけません。


効果的な目標の作り方


効果的な目標を作るのにはコツがあります、

自分自身の行動次第で達成可能な目標にすることです。

例えば、売上額などは、自分でコントロールできません。

契約件数が同じでも
お客さんの金銭事情によって売上は変わってくるからです。

けれども、自分自身が一日何件訪問するとか、
一日何件電話をかけるとか、
こういった「自分自身の行動」であれば
自分次第で目標達成をすることができます。

そうすることで、
自分に100%責任を取ることができるのです。

目標達成できなければ誰のせいでもなく自分のせい。

この意識が強い緊張感を産みます。

売上などが目標であれば、
お客さんが悪かったからなど、
言い訳を作る余地を与えてしまいます。

目標は自分自身の行動を高めるためにあるものです。

そのためには、
100%自分の行動にコミットできる目標であるべきなのです。


目標を立てることはプレシャーを生む


楽がしたいのでしょうか。

それとも夢を掴み取りたいのでしょうか。

楽がしたければ、営業は向いていないのです。
そして目標を立てる必要もありません。

夢をつかみとりたければ、
毎日の目標を立て、
怠け心に打ち勝ちながら行動するべきです。


それでは


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